どーも。だいますです。
株式投資を始めた方は、たくさんの書籍を読んで勉強している方もいるかと思います。
僕も、投資を始める前にはさまざまな本を読みましたが、なかなか内容を覚えるのは難しいですよね。
そこで今回は、様々な本を読んだ中から、「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」(以下 ファンダメンタル投資の教科書)を紹介していきたいと思います。
株を買いたいけど、どの銘柄を選べばいいんだ?
といった方にはとても参考になる書籍かと思います。
僕自身も、「内容はわかっているつもりでいたけど・・・」といった内容がたくさん解説されていて、とても勉強になりました。
「 ファンダメンタル投資の教科書 」の基本情報
タイトル:株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書
著者 :足立武志
出版社 :ダイヤモンド社
発売日 :2012年4月5日
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版 [ 足立 武志 ] 価格:1,870円 |
シリーズ累計15万部を売り上げた、投資家にはとても人気のあるベストセラー書籍で
2012年に初版が発売され、2020年12月に最新の改訂版が発売されました。
時期に合わせて改訂を繰り返していますので、最新の市場の動向に合わせた解説となっており、解説されている上場銘柄も新しくなっています。
内容は、タイトル通りにファンダメンタル分析(財務諸表分析)を中心とした解説となっていますが、四季報・決算書の内容からチャートがどのように動くかといったテクニカル面もチャート付きで一緒に解説してくれていますので、読者側からは非常にわかりやすい内容となっています。
決算報告書の財務状況や業績から、企業の将来的価値を分析する方法です。
代表的な指標としてPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)などが使われます。
PER・PBRについては以前に開設した記事を貼っておきますので、わからない方は参考にしてみてください。
決算報告書だけではなく、四季報の見るべきポイントも解説してくれています。
解説は一つ一つを細かく説明するのではなく、重要なポイントを抜粋して説明してくれていますので飽きることなく、読むことができます。
では内容の方を解説していきたいと思います。
「 ファンダメンタル投資の教科書 」の内容
書籍の構成(目次)は以下の通りです。
・序章 「決算書を使った銘柄選び」とは?
・第1章 情報満載! 会社四季報を使い倒せ!
・第2章 業績をタイムリーに知る!決算短信のチェックポイント
・第3章 決算書に関連した代表的バリュエーション指標
・第4章 中長期で狙いたい成長株投資への挑戦
・第5章 大失敗しないための買い方・売り方
大きく分けて6つの項目に分けられており各項目の詳しい内容は以下のようになります。
・序章 ・・・銘柄選びの判断材料はどうすればいいのか
・第1章・・・実際の「会社四季報」を用いた銘柄選びの手法
・第2章・・・「会社四季報」だけでは追えないタイムリーな情報「決算短信」を読み解く
・第3章・・・財務指標の「PER・PBR・配当利回り」を詳しく紹介
・第4章・・・「決算書」「四季報」から読み解く、成長株の見極め方
・第5章・・・業績だけではないテクニカルチャートの解説と、「買い」と「売り」のタイミング
詳細からも分かるようにこの書籍の大きなテーマとしては、最初の「はじめに」にも記載してある様に、「「銘柄を選ぶ→買う→売る」の一連が株式投資」だと、著者の方は言っています。
「銘柄を選ぶ」「買う」まではできても、なかなか「売る」ということが難しくてできない人も多いかと思います。
最後の章で手順・タイミングを解説してくれていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
「 ファンダメンタル投資の教科書 」のポイント
先ほどは各章の詳細を説明しましたが、この書籍全体で伝えたいポイントは大きく分けて3つかと思います
1、「決算書」「決算短信」「会社四季報」を活用する
2、 財務指標で「成長株」「割安株」を探す。
3、「買い時」「売り時」を見極める
1、「決算書」「決算短信」「会社四季報」を活用する
書籍全体を通して、必ず参考図として挙がっているのが「決算書」と「四季報」です。
業績や財務状況が、一番銘柄選びに必要だと思わせてくれます。
投資を始める前の方、投資を始めて間もない方は苦手な分野かと思いますので、全体の見方やどこをチェックすればいいのかを確認し、実際に活用していきましょう。
2、 財務指標で「成長株」「割安株」を探す。
「PER」や「PBR」などを利用して、「割安銘柄」「成長銘柄」を探して中長期での運用の手法を解説してくれています。
過去の四季報から財務指標を割り出し、実際株価はどうなったかといった事をチャート付きで説明してくれています。
3、「買い時」「売り時」を見極める
ファンダメンタルだけではなくチャートについても解説してくれており、上昇トレンド・下降トレンドの中での「買い時」「売り時」について、こちらも業績を基に説明してくれています。
「業績はいいのに株価が上がらない」といった事は、投資を行っている人は経験済みかと思いますがなぜなのか、よくわかる内容です。
読者のレビュー
「Rakutenブックス」のレビューを紹介していきたいと思います。
総合のレビューは☆5に対し☆4.73と高評価を得ています。
ファンダメンタルズを初めて勉強しようと思い買いました。会計士の先生が書いているだけあって、理論的で即実践できます。こ難しくないですよ。でも頭にしっかり入れるために二回読みました!
引用元:Rakuten ブックス
投資家なら一度は目を通しておきたい、忘れがちな基本事項を思い出させてくれる一冊です。ただし読み進めるには必要最低限の知識は必要です。全くの初心者には少々難しいかもしれません。
引用元:Rakuten ブックス
株初心者で結構難しく感じましたが、ユーチュブで解説動画を連続して見ながら用語を覚えつつ参考にさせてもらっています。少しずつ覚えていきたいです。
引用元:Rakuten ブックス
基本的人は高評価ですが、初心者には少し難しいという意見もありました。
たぶん専門用語が多く出現するからかと思いますが、ある程度経験を積めば覚えてくる言葉ばかりなので投資を始めて慣れてきたら読むといいかもしれませんね。
まとめ(個人的な感想)
書籍全体が、実際の銘柄の決算書や実際のチャートを利用しての解説となっていますので、とても理解しやくなっており、一度は勉強した内容の再確認といった感じでとても勉強いなりました。
レビューでもありましたが、全く投資をやったことのない人は内容が難しいかもしれないとは感じました。
ただ、投資経験者にはとてもためになる本かと思いますので、是非購入して読んでいただければと思います。
では!!
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版 [ 足立 武志 ] 価格:1,870円 |
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