どうも。だいますです。
会話している相手がどんな気持ちでいるか・どんな考えを持っているか知りたいと思ったことはありませんか?
実は相手のしぐさや行動でわかるテクニックがあります。
世間一般では「心理学」と呼ばれる考察力となりますが 今回ご紹介する書籍「誰かに話したくなる心理学」はビジネスや恋愛など様々なシーンで活用ができる内容が書かれています。
この書籍を読めば相手の行動からどのように考えているかが分かるようになりますので 相手との会話に少しでも優位に立つことができるかもしれません。
今回は書籍の中に書かれている、おすすめできるいくつかの心理学を紹介していきたいと思います。
「必ず誰かに話したくなる心理学 99題」の基本情報
引用元:楽天ブックス
タイトル:新版 必ず誰かに話したくなる心理学 99題
出版社:宝島社
著者/編集:渋谷昌三、岡崎博之
発売日:2021年4月
書籍を監修している渋谷昌三さんは日本の「社会心理学」学者・エッセイストで「社会心理学」に係る書籍を数多く出版・監修しています。
いくつもの種類に分けられる心理学の中で、”社会での集団生活における心理”について研究されている分野です。集団生活における人間関係や、SNSなどの人間関係もこの分野に含まれます。
文字が大きくて読みやすく、解説用のイラストも随所に描かれているのでサクッと読み終えることができとても分かりやすく説明されています。
文庫判サイズとなっておりますので、バックに忍ばせておいても気にならないサイズです。
この本では相手の事を理解することによって円滑なコミュニケーションを取ることを目的とした解説になっていますので人間関係が苦手な方にはぜひ読んでもらいたいと思います。
新版 必ず誰かに話したくなる心理学 99題 (宝島SUGOI文庫) [ 渋谷 昌三 ] 価格:660円 |
「必ず誰かに話したくなる心理学 99題」 の内容
構成は大きく分けて3つの項目に分けられています。
「Part1」・・・幼少期心理編(27題目)
「Part2」・・・恋愛心理編(35題目)
「Part3」・・・ビジネス心理編(37題目)
各パートから99題ある内の8つほど抜粋して紹介していきたいと思います。
今回は大まかに解説していきますが、書籍の中では「心理学」の面から詳細がもっと詳しく書かれています。
Part1、幼少期心理編
幼少期の経験や育てられ方によって、大きくなったらどんな大人になってしまうかを心理学の面から解説しているパートになります。
現在、小さなお子さんの子育てに奮闘しているお父さん・お母さんも一度読んでおくと為になる内容があるかもしれません。
子供を甘やかして育てるとストーカーになる
子育てによる「虐待」と「過保護」の相反する接し方の繰り返しが子供の愛情表現を歪ませて、ストーカーにしてしまう、とこの本には書かれています。
「虐待」は当然よくない事ですが、「過保護」も同様に子供の成長には障害になっている面があり、「相手が嫌がっているかどうか。そしてそれを理解できるか。」といった点が大人になっても理解できなくなりストーカーになってしまう可能性があります。
女の子の口癖で彼女たちの素の性格がわかる
知らず知らずの内に使っている言葉に、人の気持ちは表れます。口癖の言葉を聞けば相手の性格を読み取れると書かれています。
「やっぱ」「でも」「どーせ」など、使う言葉によって相手の「素」の部分を知ることにより相手とのコミュニケーションに活かせる場面があるかもしれませんね。
楽しそうに話を聞いてあげないと子供は話し下手になる
一生懸命、話をしようとしてくれる子供はとてもかわいいですが、忙しい時など「あとにして!!」と邪険に扱ってしまうことはありませんか?
そのような対応を続けると子供は「話す=怖い」という感情になり、話すことができなくなってしまします。
対処法としては簡単な事で「話を聞いてあげる」だけでいいのです。
Part2、恋愛心理編
デートに欠かせない3Sを知っていますか?
男女の恋愛において「視線(sight)」「ほほえみ(smile)」「スキンシップ(skin-ship)」の3Sが活用できると書かれています。
相手に好意を持たれたい場合にこの行動を取ることにより、どのような効果があるかを解説してくれています。
ソクラテスの心理効果であなたの魅力はアップする
ギリシャの哲学者「ソクラテス」を引き合いに、誘いを受けた時の自分の価値を高める返事の仕方が書かれています。
まさに「心理学」を利用した解説になっており、より好意を持たれやすい返事の仕方が具体的に書かれています。
Part3、ビジネス心理編
顔の左側に注目すれば、相手の本音がよくわかる
商談や社内の会議でもどんな状況になってもポーカーフェイスを装っている人もいるかと思いますが、
実は顔の左半分を注意深く見てみると、その時の心理状況がわかってしまうことが研究者の実験の結果でも判明しています。
顔の左側には本音が表れやすく100%隠しきれる人はそういないと解説しています。
相手の狡猾な嘘は手の動きで見破る
相手の言っていることが本当かどうかを見破るには手の動きに注目すればわかるようになります。これはビジネスの世界だけでなく、一般社会でも活用できる「心理学」かもしれませn。
嘘を言っているかもしれないと注意しなくてはいけない7つのしぐさがあり、一つ一つ解説してくれます。
ウソ笑いは口と目に注目すればわかる
ウソ笑いを見破る方法は心理学において初歩中の初歩だと書籍には書かれています。
ウソ笑いの時「目が笑っていない」と表現されるように、口と目に注目すれば心から笑っていないことが一発でわかってしまいます。
その他にも、一見にこやかに会話をしていても実は怒っている体の動作なども一緒に書かれています。
「必ず誰かに話したくなる心理学 99題」 のレビュー
楽天ブックスではレビューが少ないので評価はありませんでしたが何件かコメントがありましたので紹介していきます。
薄い内容を数で補う感じ。学習院卒というところを見てから読んだためあまり内容が入って来なかった。第一印象が良くないとそれ以降の行動があまりプラスには取られないというところを身をもって体感した。
引用元:楽天ブックス
誰かに話したくなるような内容もあればそうでないものもあり、そういう考えや心理もあるよな。とは思うが、万人に通じるものでもないなーと思った。
引用元:楽天ブックス
2件のレビューがありましたがあまり評価は高くありませんでした。
ただ他の書籍紹介ページのレビューは比較的高い評価を受けていましたので、コメントが少ないために楽天ブックスでは低い評価だったのかもしれません。
まとめ
「心理学」に興味があるけど、何から手を付ければいいかわからないといった方はまずこの書籍から読んでみるのもいいかもしれません。
今回は「幼少期・恋愛・ビジネス」とシーンが限られていましたが、その他の状況でも十分に使える内容になっているかと思います。
この書籍を読んで、試しに一度親しい人の「心理」を読み解いてみるのもおもしろいかもしれませんね。
では!!
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