【謎解きミステリー】『変な絵』のあらすじを紹介。スケッチに秘められた衝撃の真実!!

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どーも!だいますです!

映画化やマンガ化もされたほど人気のある「変な家」をご存知ですか?

もともとはYouTubeで公開された動画でしたが、公開後に話題となり、書籍化して大ヒットとなりました。その「変な家」の作者はYouTuberでもある「雨穴」さんという方になります。

その「雨穴」さんが新たな書籍「変な絵」を執筆し、発売しました。

今回は、イラストに秘められた真実を描く「変な絵」について紹介していきます。

まだ、読んだことがない方もいるかと思いますのでネタバレしない程度に紹介できればと思います。

前作「変な家」についても、以前紹介した記事を貼っておきますのでぜひ御覧ください。

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【基本情報】
タイトル:変な絵
著者         :雨穴
出版社 :双葉社
発売日 :2022年10月20日
 
「変な絵」の著者は先程も説明しましたが、YouTubeで活動されているYouTuber「雨穴」さんです。

チャンネル登録者数は124万人(2024年3月現在)と非常に人気のあるチャンネルで、そのチャンネルで公開されている「変な絵」は第1章分しか紹介していないにもかかわらず、再生回数が440万回と非常に人気の高い動画となっています。

「変な絵」「変な家」以外にも、たくさんの動画を公開していますが、ホラー要素・ミステリー要素を多く含んだ動画を制作しており、本名や素顔だけでなく声まで非公開となっている非常にミステリアスな作家です。

「あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか?」

 とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。

いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる!! 

第1章から第4章(最終章)で構成された内容ですが、第1章が YouTube の動画内容となっており第2 から第4章までが 新たに追加された続編になります。

各章の登場人物・時代背景はつながりはなく話は進んでいきますが、最終章で1つに繋がっていき物語は完結していきます。

少しネタバレにはなりますが、全体の物語の内容で感じたことは、「母親の愛」がテーマとなっており、歪んだ愛情が招いた悲劇を、最後にうまくまとめた非常に読み応えのある内容だったと思います。

動画の最後に「ユキの身に何があったのか。そして、”彼女”の犯した罪とは」とテロップで流れますが”彼女”とは誰のことなのでしょうか?最終章で明らかになりますのでぜひ期待してください!!

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プロローグ

とある1枚の「絵」から物語が始まります。

一見すると、小さな子供が書いたほのぼのとした絵に感じますが、実はこの絵は「母親を殺害した」経験がある子が書いた絵になります。

この絵には彼女の精神状態が描かれた絵になっていると、心理カウンセラーの先生の解説で物語は進んでいきます。

1枚の絵にはこの絵を書いた子の様々な精神状態を読み解いていきます。

第1章 「風に立つ女の絵」

ここから、物語の本編が始まります。

内容はYouTubeで公開されている動画の内容と全く同じです。動画の主人公は著者でもある「雨穴」さんが演じていますが、書籍での主人公は21歳の大学生「佐々木 修平」です。

主人公「佐々木 修平」が所属するオカルトサークルの後輩「栗原」から、変なブログとして紹介された「七篠レン 心の日記」。

ブログの最新記事にある、不穏な記事。そこから過去の記事を読み返します。

記事の中に出てくる5枚の絵から判明する恐ろしい事実。

第1章は序章としては、かなりショッキングな内容でそれ以降の章に繋がっていきます。

ここまででお気づきになられた方もいるかと思いますが、サークルの後輩「栗原」は「雨穴」さんの別の書籍でもある「変な家」に登場した人物です。設定年齢は違っていますが、オカルト好きな性格はそのまんまですね。

第2章 「部屋を覆う、もやの絵」以降

ここからがYouTubeの動画では描かれていない内容になります。各章を、詳しく記事にしてしまうとネタバレになってしまいますので、ここでは詳細は省略しますね。

第2章 「部屋を覆う、もやの絵」

”ママ”とマンションで2人で暮らしている、6歳の幼稚園児「今野 優太」が母の日のプレゼントとして書いた絵。

自分が住んでいるマンションの横に笑顔の母子が書かれている絵だが、自分が住んでいる部屋だけ灰色でぐちゃぐちゃに塗られている。

ただの子どもの落書きなのか、それとも他の意図があってのことなのか。

2章はこの絵を中心として物語が進んでいきます。

第3章 「美術教師 最後の絵」

高校教師の「三浦 義春」が山中で遺体で発見された。

現場には「三浦」が書いたとされる1枚の絵が残されており、この「絵」を中心に物語が進んでいく。

1枚の「絵」から様々なトリックが露わになっていきます。

最終章 「文鳥を守る樹の絵」

第1章から第3章まで、何も繋がりのない内容かと思いきや、最後の最後ですべてが繋がっていきます。

一つに繋がった物語は、すべての謎を鮮明にしていきますのでここでは内容は控えさせてもらいますね。

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いかがだったでしょうか。

僕個人の感想としては、前回の「変な絵」も読みましたがそちらよりも考える事が多く、最後までとても面白く読み切ることができました。

第2章から登場する人物が一気に増えたこともあり、理解するのに多少戸惑ったところもありましたので2回・3回読むと内容が更に理解できるかと思います。

今回 ご紹介した書籍変な家は僕個人としてはとてもお勧めできる本だと思います。

またお勧めできる本が書籍があればご紹介していきたいと思います。

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