【使えるテクニカル指標】MACD(マックディー)からみる売買タイミングを解説

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どーも。だいますです。

皆さんは株式投資で銘柄を購入する時に、何を参考にしていますか?

「PER・PBR」などの財務指標を参考とする「ファンダメンタル分析」で銘柄を選ぶ方もいれば、チャートなどの動きを見て判断する「テクニカル分析」で銘柄を選ぶ方など様々かと思います。

売買のタイミングを判断するのによく活用されるのが「テクニカル分析」となりますが、初心者の方はよくわからい事が多いかと思います。

そこで今回は、多くの投資家が活用しとても人気のあるテクニカル指標の一つの「MACD(マックディー)」について解説していきたいと思います。

MACDってどうゆう仕組み?“や”実際にどのような使い方をすればいいの?“といったところを解説していきたと思いますので、銘柄選びに悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい!

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MACD(マックディー)とは?

MACD(マックディー)とは Moving Average Convergence and Divergence の略で、2本の移動平均線(MACD線シグナル線)を用いて“上昇トレンド”か”下落トレンド”を予想する指標になります

下の画像が「MACD」のチャートになります。

売買のタイミングを計る2本の移動平均線ですが、一般的な単純移動平均線(5・25・75日移動平均線)とは計算方法が異なります。

MACDでは指数平滑移動平均線(EMA)といった移動平均が用いられ、「短期の指数平滑移動平均(EMA)-長期の指数平滑移動平均(EMA)」で算出されます。

簡単に説明すると「単純移動平均線(SMA)」は、例えば5日間の終値を5日間で割って平均値を算出しますが、MACDで用いるEMAは直近の終値を2倍して平均値を算出します。

これにより、単純移動平均線は実際のチャートよりも遅れた動きを表しますが、MACDは実際の価格に近い動きをすることになります。

これは古いデータを参考にするより、新しい直近のデータの方を参考にして方がよいといった考え方から発明された指標になるわけで、多くの投資家が好んで使っています。

もう一つのシグナル線は、算出したMACDを一定期間で平均化して算出していきます。

短期・長期EMA、シグナルを算出する期間は以下のようになります。

【一般的な算出期間】
短期EMA・・・12日間
長期EMA・・・26日間
シグナル線・・・9日間

詳しく説明すると、とても細かく難しくなりますので

説明はこれくらいにしておきますね。

MACDを解説する上でもう一つ説明しなくてはいけないのが「MACDヒストグラム」です。

それは次で説明します。

MACDヒストグラムとは?

先ほど解説したMACDですがもう一つ解説しなくてはならいのが「MACDヒストグラム」です。

上の図の棒グラフで表されている「MACDヒストグラム」と、横棒で表されているのが「0ライン」となります。

「0ライン」を基準として棒グラフが上か下かを決める材料として、MACD線がシグナル線よりも上か下かになります。

つまり、現在のチャートのトレンドが「上昇トレンド」か「下降トレンド」かを判断する大きな材料として活用することができることになります。

2本の平均線とMACDヒストグラムの関係

「2本の平均線」と「MACDヒストグラム」を解説してきましたが、ではいつが「買い時」「売り時」なのかを解説していきます。

上の図で「MACD線」が上昇して「シグナル線」を追い越す点があります。
これをゴールデンクロス(GC)と言い、「買いサイン」の材料の一つとなります。実際にチャートの方も上昇していっていますね。

先ほどとは逆にMACD線がシグナル線より下に交差しています。
これをデッドクロス(DC)と言い、実際のチャートも下落していっているのがわかります。これは「売りサイン」の判断としては重要なポイントとなります。

次に「0ライン」の関係を解説していきます。
「0ライン」が0になる基準は「短期EMA=長期EMA」となります。

「0ライン」よりMACD線が下回るという事は「短期EMA<長期EMA」となりますので「直近の動きが弱い」といった判断になります。

そのため、「直近の株価はまだ下落する」といった判断もできます。

逆に「0ライン」よりMACD線が上回るという事は「短期EMA>長期EMA」となり「直近の値動きが強い」といった判断となり、「買いシグナル」と判断できるのです。

以上の事をまとめると

「0ライン」に向かってのゴールデンクロス・・・買いシグナル
「0ライン」に向かってのデットクロス・・・売りシグナル

といった判断材料になります。

MACDのデメリット

今まで解説してきた「MACD」はとても便利な「テクニカル分析指標」だとは思いますが、当然の事ながらデメリットも存在します。デメリットは以下の通りです。

①地合いにより大きく変化する可能性がある
②ゴールデンクロスしたからと言って必ず上昇するとは限らない
③ボックス相場では先が読めない

この他にも、デメリットがあると思っている投資家の方はいるかと思いますが、僕が感じたデメリットはこんな感じです。

まとめ

ざっくりとした解説になってはしまいましたが、僕も投資判断の材料として「MACD」は使っています。

テクニカル指標は他にもたくさんありますので、他の指標と合わせて銘柄選びに活用してみてはいかがでしょうか。

では!!


株式投資
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