こんにちは!Masuです!
最近、新NISAのことが良くテレビなどで流れていますよね。
将来のことを考えて資産運用を考えいる方も多いかと思いますが、証券会社の口座を開設したとしても初めてチャレンジする人は、何に投資すればいいの?と悩んでいる人も多いかと思います。
そんな方に向けて、今回は「投資信託」と「株式投資」の違いや、どちらが良いかを解説していこうと思います!
この記事はこんな人におすすめ!
・将来に向け資産運用を考えている
・どんな種類で資産運用していけばわからない
・そもそも「株式投資」「投資信託」って何?
これから投資を始めようと思っている方に向けた記事になっています。
初めて運用するなら株式投資と投資信託どっちがいいの?
「株式投資」と「投資信託」のどちらでの運用がいいかの答えですが、それは投資期間(長期・短期)・投資資金・投資目的は人それぞれ違うので、明確な正解はありません。
ただ、初心者の方は市場に慣れてないこともありますので、リスク・リターンの大きい個別株より少額でも始められる「投資信託」からスタートした方がおすすめです。
投資はギャンブルではありません。
資産を運用する上で大事なことは「利益を出す」ことも需要ですが、それよりも「資産を守る」ことの方が重要となりますので、無理のない範囲で運用を心掛けることが大事になります。
「株式投資」・「投資信託」はどんなもの?違いは?
投資を行うにあたって、どのような種類があるか細かく分けると説明しきれなくなりますので、大きく2つに分けて説明していきたいと思います。
「株式投資」「投資信託・ETF」 この2つの大きな違いは「自分で運用をする」か「プロに運用してもらう」ということになります。
2、投資信託とETF
株式投資(個別株投資)
株式投資は「配当金」・「株主優待」(インカムゲイン)や「値上がり益」(キャピタルゲイン)等の利益を得る為に、企業から発行された株式を売買することです。
配当金・株主優待(インカムゲイン)
インカムゲインとは商品(株式)を持っていれば、お金(配当金)が支払われることで得られる利益の事を言い、配当金は会社が得た利益の一部を株主へ支払うもので、年に1回または2回実施する企業が大多数となっています。
売却しなければ放置しているだけでもらえるお金なので、生活費や年金の足しになる不労所得を狙う人に人気があります。
また株主優待とは、企業が自社の株を保有している株主に向けて、自社商品やサービスなどを「優待品」として提供するプレゼントのようなものです。 優待品は株式の保有数又は保期間により、商品内容がより良く変わってきます。
値上がり益(キャピタルゲイン)
キャピタルゲインとは、簡単に言うと、株式を売却することによって得られる売却益の事で 一般的に「株で得した」「株で損した」というのは、値上がり益がイメージしやすいかもしれません。
上の図のチャートを使って簡単に説明していきます。 本来は手数料や税金が引かれるので、実際の取得金額は異なります。
左側部分は利益が出た時のパターンです。 最初は390円で購入しましたが、株価が上昇し一度利益を確定(これを利確と言います)させるために400円で売却しました。
ここでの利益は10円となりましたがこれは1株当たりの利益で、実際に証券会社で株を購入する場合は100株単位(1単元)での購入となります。
確定した利益が下記となります。
(400円×100株)−(390円×100株)=1,000円
では今度は損失が出た時のパターンを見ていきましょう。
先程とは逆で最初は400円で購入しましたが、株価が下落しこれ以上の損を出さない為に(損切り)390円で売却しました。
(390円×100株)−(400円×100株)=−1,000円
上記のように株価下落による損失の事を”キャピタルロス”と言います。
投資信託とETF
「投資信託」「ETF」とは、簡潔に説明すると「投資家から集めたお金をまとめて、まとまった資金で 運用の専門家が株式や債券などに投資・運用を行いリターンの獲得を目指す金融商品」です。
投資信託とETFの違いは?
「投資信託」と「ETF」の大きな違いは、証券取引所に上場しているかしていないかの違いです。
投資信託は非上場の為、銀行や郵便局などでも購入が可能で、株式や債券への投資には、ある程度まとまった資金が必要ですが、金融機関によっては、一部を除き、100円から購入が可能です。
株式や債券、不動産投資信託(REIT)など様々な投資対象に投資を行うことができます。
一方、ETFは”上場投資信託”なので、株式と同様に証券会社を通じて証券取引所が開いている時間帯で売買を行います。
価格は株式同様に市場にてリアルタイムで値動きしており、購入する際の単位は「口(くち)」で、希望の口数を指定します。
最低取引単位は銘柄によって異なり、1口から購入できるものもあれば、10口、100口が最低購入単位となっているものもあります。
「株式投資」・「投資信託」 のメリット・デメリット
株式投資・投資信託のメリット
メリットは先ほどもお話した内容と重複しますので簡単に説明します。
「株式投資」は「値上がり益」が得られる、「配当金」・「株主優待」がもらえる以外にも、「経済・時事問題に詳しくなる」といった収益面以外のメリットもあります。
株価は世界情勢・経済問題が大きく関わる事が多く、利益を得るために必要不可欠な情報です。
日々チェックすることにより、本業でも活きる場面が出てくるはずです。
「投資信託」のメリットは「少額で始められる」「プロが運用する」「投資対象の種類が豊富」の他に「分散投資でリスクを軽減」といった事も挙げられます。
図のように資産を複数の金融商品に分散させておけば大きなリスクを回避することができます。
株式投資のデメリット
投資額が比較的高い
株式投資の場合、100株単位で購入しなければならないため、最低でも数万円程度の投資額が必要で、多くの銘柄は10万円以上の投資額を用意しなくてはなりません。
たとえば、ある会社の株式を最低購入単位の100株購入する場合、株価2,000円で計算すると、最低投資金額は200,000円(2,000円×100株)になります。
株価変動リスク
株式は証券取引所が開いている時間帯は常に株価が変動します。
しかし、元本が保証されるものではなく、購入価額よりも株価が下がると、大きな損失を出す可能性もあります。
株価下落の要因は、業績悪化・不祥事など企業が原因のほか、政治、経済などのニュースの影響などがあり、注意が必要です。株価が値下がりして損失を出す可能性も理解しなくてはなりません。
倒産するリスク
確率は低いですが会社が倒産するリスクもあります。
突然倒産というケースは少ないですが、業績が振るわない会社など会社が倒産した場合、その会社の価値はゼロ(株価もゼロ円)になります。
投資信託のデメリット
元本保証がない
株式投資と同様に、運用実績が上がらず購入時よりも値下がりした場合、購入額よりも売却額が下回り損失が出てしまう「元本割れ」の可能性があります。
しかし、長期積立投資で運用する場合は「ドルコスト平均法」という運用方法で、取得単価を抑えることができます。
毎月一定の金額で、かつ定期に買い続ける手法です。
「ドルコスト平均法」について詳しくは以下の記事で解説しています。
運用コスト(手数料)がかかる
投資信託はプロに運用してもらう為、コストがかかります。
投資信託のコストは具体的に3種類あり、購入するときの買付手数料、保有している間の運用・管理費用として信託報酬、解約するときの信託財産留保額などがあります。
1、買付手数料
投資信託を購入する際に必要となる手数料のことで、相場は購入価格の1〜3%となっています。
しかし、最近では販売買付手数料が無料の「ノーロード」といった商品もありますので、選択肢の一つとして考えるといいでしょう。
2、信託報酬(運用管理費)
投資信託の運用にかかる管理手数料のことで、相場は、純資産総額に対して年0.5〜3%位です。
毎日公表される基準価額はこの信託報酬を差し引いたあとの価額となります。
3,信託財産留保額
投資信託を信託期間の途中で換金する(解約する)際にかかる費用で、売却代金から0.1%~1%程度が差し引かれますが、無料の商品もあります。
僕は、取引手数料が無料な「ゼロコース」や楽天ポイントで投資信託や国内株式が購入できる楽天証券で口座開設しました。
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株式投資・投資信託の始め方
これから投資を始めるにあたり、何から始めればいいかわからない方に、ここでは投資を始めるための手順について大まかに解説します。
STEP-1 証券会社に口座を開設する。
株式投資を始めるときは必ず証券会社の口座を開設しなければなりません。
投資信託は金融機関でも購入可能ですが、手数料高いことや手続きは窓口での対応となる事が多いので証券会社での取引がおすすめです。
証券会社には店舗型とネット型の2種類があり、それぞれの特徴は次のとおりです。
(店舗型)
窓口や電話で売買注文を行なうタイプで営業マンに直接相談できるのがメリットですが、手数料が比較的高いです。
(ネット型)
注文はオンラインでの受付となります。口座開設から売買注文・決済まですべてをネット上で行なうタイプの証券会社で口座開設も従来の証券会社より簡単で手数料は店舗型より安いのが特徴です。
楽天証券の口座開設手順については、以前の記事を参考にしてみてください。
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STEP-2 投資資金を口座に入金する
証券会社に口座を開設した後は、その口座にお金を入金し、入金したお金を使って購入します。
入金方法として「銀行振込」「ATM」「提携銀行からのスイープ送金」の三つの方法がありますが、入金のルールなどの細かいポイントは証券会社によって異なりますので事前に確認しましょう。
STEP-3 運用を始める
買い注文を出すには、まずは投資したい銘柄・商品を探すことから始まります。
店舗型証券の場合は、おすすめの銘柄を営業マンに聞きながら選択するのもいいかもしれません。
値上がり益を得るには、保有している銘柄・商品を売ることで初めて利益が確定します。
株価は毎日変動しておりますので、売りのタイミングを見計らって売り注文を出しましょう。
まとめ
今回は、「投資信託」「株式投資」について詳しく説明してきました。
運用方法は人それぞれですので正解は有りませんが、大事なお金を減らすことがないように、始める前にしっかりとした知識を学ぶことも非常に大事です。
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