【集中投資と分散投資】メリットとデメリットについて紹介!

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こんにちは!Masuです!

投資のスタイルとして「集中投資」「分散投資」があります。

これは少数の銘柄に集中して投資をするか、複数の銘柄に分散して投資をするかの違いになりますが
当然のことながらメリットもデメリットもあります。

投資を始めた方はどちらで運用すればいいか選択に悩むところかと思いますので、
解説していきたいと思います。

ちなみに僕は集中投資で運用していますが
始めた時は、分散投資で運用していました。

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集中投資とは?分散投資とは?

「集中投資」とは

少数の銘柄に資産を集中させて投資をする手法で、「ハイリスク・ハイリターン」な手法と言えます。
保有株数を100株から200株に増やせば値上り幅も2倍になり、逆を言えば値下り幅も2倍となります。

この投資法はどちらかというと短期投資に向いており、相場の流れや世界の情勢を把握する能力が必要になります。

ただ、世界的に有名な投資家「ウォーレン・バフェット」集中投資を長期で運用しており、しっかりとした実績を残している点から、一概に集中投資が短期向きとは言えないかもしれません。

「分散投資」とは

運用する資産を複数銘柄に分散させて運用していく手法です。

資産運用の基本は「リスクを回避する」ことです。
投資は100%のリターンが保証されているわけではありませんのでいかに損を出さないかが重要となってきます。

「卵は一つのカゴに盛るなといった格言があるように、一般的には分散投資が推奨されることの方が多いです。

卵は一つのカゴに盛るな”
これは「相場格言」の中でも非常に有名な言葉で、卵を一つのカゴに盛ると、カゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けておけば、そのうちの一つのカゴを落とし卵が割れてしまっても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということです。

メリット・デメリットについて

「集中投資」のメリット・デメリット

メリット1、 リターンが大きい

集中投資の一番のメリットとしては、ハイリターンを得ることができる点でしょう。

自分が分析した銘柄が思惑通りに上昇すれば、保有株数によりパフォーマンスが上昇します。

メリット2、 保有銘柄の管理がしやすい 

少数の銘柄にすると、日々の値動きやIR情報(企業情報)など、1銘柄あたりの企業分析に時間を費やすことができるようになります。

それにより、次に購入を検討している銘柄や、同業種の値動きの確認ができ、銘柄への理解は深くなります。

メリット3、 買い増しして「平均取得単価」を下げられる 

思わぬ誤算で株価が下落することもあるかと思いますが、保有銘柄数が少ない方が集中して買い増しができやすくなり、「平均取得単価」を下げることができます。

平均取得単価とは
「平均取得単価」とは買付した株式の買付代金を、平均化した価格で、1株につき平均いくらで買付したかを表します。

ある銘柄を2000円で100株購入後(平均取得単価 2000円)、株価が下落し1000円になったところで100株追加購入しました。その時の平均取得単価は200株保有の1500円となります。

  計算式 (2000円+1000円)÷200株=1500円
 ※実際は手数料も含まれるので最終的な金額は変わります。

株価が下がった時点での買い増しは「ナンピン買い」と言い、あまりお勧めできる手法ではありませんが、思わぬニュースにより相場全体が下がり保有銘柄も一緒に下がった場合は、一時的な下げの場合が多く、翌日以降の地合いにより上昇する可能性があります。

下がった段階で買い増しをすれば、上昇の際に大きなリターンとなりますが、「分散投資」の場合は保有銘柄数が多い為、資金によりですがすべての銘柄を買い増すことができなくなります。

デメリット1、 リスクが大きい

集中投資のデメリットは何といっても「ハイリスク」。これ一点ですね。

これはメリットと対極の関係になりますね。

投資していた銘柄が値下がりした場合には大きな損失を被ってしまい、大きな資金を集中投資してしまうほど大きな損失を出してしまうことになります。

「分散投資」のメリット・デメリット

メリット1、 リスクを抑えられる

「分散投資」の最大のメリットは価格下落リスクを抑えて、大きな損失を防ぐことです。

「集中投資」のように1つの銘柄に資金を集中させてしまうと、自分の読みと違い株価が下落してしまった場合、損失が大きくなってしまうリスクがありますが、複数の銘柄に資金を分散させておけば全て読み違えない限り損失は抑えることができます。

メリット2、 セクター(業種)別に分散できる。

景気の動向により値上がりするセクターと値下がりするセクターがあります。

「分散投資」にすれば複数銘柄保有することになりますので、様々なセクターを分散をして保有すればリスク分散がされるとされています。

デメリット1、 大きなリターンが得られにくい

リスクを抑えられる反面、当然のことながら大きなリターンを得られることが少なくなりますので短期的に大きなリターンを得ようと考えている方には不向きと言えます。

保有している銘柄のすべてが利益が出る場合も、全くないとは言えませんが
よほど相場がよくない限り、期待はできないでしょう。

デメリット2、  保有銘柄の管理が大変 

「集中投資」の場合は銘柄分析に時間を費やすことができることは先ほど説明しましたが「分散投資」の場合、1つ1つの銘柄の情報や日々の動向をチェックするのは困難になってしまいます。

決算シーズンには、大体の企業が同じ時期になる為、分析ができないまま翌日になり大暴落といった事も珍しくありません。

「集中投資」・「分散投資」どちらがいい?

それぞれメリットとデメリットを説明してきましたが、「じゃあ結論はどっち?」って感じになるかと思います。

僕個人の結論となりますが、

1、運用資金が少額なら「集中投資」 、資金があるなら「分散投資」
2、短期での投資なら「集中投資」、長期での投資なら「分散投資」
3、企業分析が得意(好き)なら「集中投資」、苦手なら「分散投資」

かと思います。

ただ、運用資金も投資スタイルも人それぞれかと思いますので一度、
どちらが自分に合っているか試してみても面白いかもしれません。

では!!

投資信託
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