【未来を切り拓く投資】新興市場の投資信託入門　おすすめ投資信託も紹介

どーも！だいますです！！

様々な投資信託の商品がありますが、今回はしばしば見落としがちながらも、未知なる可能性に満ちた投資先「新興市場」の投資信託に焦点を当ててみたいと思います。

「新興市場」は活気に満ちあふれ、未来の経済成長の中心地として大きな期待を持つ役割を果たしています。

では、新興市場の投資信託について深堀りし、その魅力とリスク、そして選び方について探ってみましょう。

新興市場とは

新興市場（Emerging Markets）とは、経済的・金融的な発展が進行中で、先進国とは異なる特徴を持つ国々や地域を指します。

これらの市場は通常、産業の発展、経済成長、政治的変化、技術の進歩などによって、従来の発展途上国から新興市場に変わっていく過程にある国々です。

新興市場の特徴としては「高い経済成長率」「若い人口構成」「天然資源に富んでいる」「政治的な変化や社会的な進展が起こりやすい」「インフラ整備の進展」などがあげられます。

代表的な新興市場には、ブラジル、ロシア、インド、中国、韓国、台湾、南アフリカ、メキシコ、トルコなどがあり、これらの市場は、国際的な投資家や企業にとって、高いリターンの期待や多様な投資機会を提供する一方で、市場の不透明性やリスクも伴います。

新興市場投資信託のメリット・デメリット

新興市場投資信託は、投資家にとって魅力的な選択肢である一方で、その独自の特性から生じるメリットとデメリットが存在します。これらを理解することは、投資判断を慎重に行う上で重要です。

では新興市場投資信託のメリットとデメリットについて詳しく説明します。

新興市場投資信託のメリット

1. 成長の可能性

新興市場は発展途上国や新興国を指し、経済が急速に成長している特徴があります。

これにより、企業の収益や株価が上昇する可能性が高まります。新興市場への投資によって、高いリターンを期待できます。

2. ポートフォリオの分散

新興市場投資信託は、複数の新興国の株式を含んでおり、リスクを分散する手段となります。

単一の国や地域に依存しないことで、ポートフォリオ全体の安定性が向上します。

3. 投資の手軽さ

新興市場投資信託は簡単に取引可能であり、購入や売却が比較的容易です。

取引手数料も他の投資方法に比べて低いことが一般的であり、投資家にとって手軽な選択肢となります。

4. 世界経済のバランス

新興市場への投資は、世界経済のバランスを取る手段となります。

先進国のような成熟市場だけでなく、新興市場も経済において重要な役割を果たしており、それを反映させることができます。

5. 長期投資の適性

新興市場への投資は、一般的には中長期的な視点が求められます。

経済の成長や変動が激しいため、短期的な波に影響されないためじっくりとポートフォリオを育てることができます。

新興市場投資信託のデメリット

1. 高いリスク

新興市場は急速に成長している反面、経済の不安定性や政治的なリスクが高いことがあります。

これにより、株価の急激な変動や投資元本の損失の可能性があるため、高いリスクを伴います。

2. 流動性の低さ

一部の新興市場は取引が制限されたり、市場の流動性が低いことがあります。

これにより、特定の時点での資産の売買が難しくなり、投資家が資産を手放すことが難しい状況が生まれる可能性があります。

3. 通貨リスク

新興市場への投資は通貨リスクを伴います。投資信託の基準通貨と新興国の通貨が異なる場合、為替の変動によってリターンが影響を受ける可能性があります。

４. 政治的な不安定性

新興市場は政治的な不安定性が高いことがあり、政府の政策変更や紛争が投資環境に大きな影響を与えることがあります。これにより、投資先の国のリスクが高まります。

新興市場投資信託の選び方

新興市場への投資は、成長の可能性が広がる一方でリスクも伴います。

その中でも、新興市場投資信託を選ぶ際には慎重な検討が求められます。正しい選択をするためには、以下のポイントを考慮することが不可欠です。

手数料

投資信託には、運用会社が提供するサービスや運用コストの一環として、様々な種類の手数料がかかります。以下が一般的な投資信託の手数料になります。

その他にも運用会社によっては様々なコストがかかる場合があります。
購入前にはしっかりとチェックして、以下に手数料や税金を抑えることがポイントになります。

過去の実績

ファンドの過去の実績は将来の成績を予測する一つの指標で、安定したリターンを上げてきたファンドを選ぶことが重要ですので、購入を検討しているファンドの過去数年間のリターン推移を確認することが必要になります。

ファンドの過去の実績を徹底的に分析することで、将来のリスクとリターンをより明確に予測することができます。

ポートフォリオの多様性

新興市場投資信託は、様々な新興国の株式を組み合わせたポートフォリオを構築します。

地理的、セクター別、企業規模、通貨の多様性を取り入れることで、投資家は新興市場の成長に資するリターンを目指しつつ、リスクを分散させることができます

おすすめの新興市場投資信託

では新興市場における投資信託の中からおすすめのものを取り上げ、その特徴や魅力に迫っていきます。

未知なる地域への投資冒険の第一歩を踏み出す前に、ぜひ参考にしてみてください。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は、三菱UFJ国際投信が提供する新興国株式市場への投資を運用する投資信託です。

三菱UFJアセットメント

ＳＢＩ・新興国株式インデックス・ファンド（雪だるま新興国株式）

SBIアセットマネジメントが運用するファンドです。「雪だるま」とはSBI・新興国株式インデックスファンドの愛称になります。

SBI証券

ｉＦｒｅｅ 新興国株式インデックス

大和アセットマネジメントが運用するインデックス型投資信託です。

利回りが高いことから、非常に人気のある商品になりますが信託報酬が他の商品に比べると高いことが特徴です。

人気がある事により取り扱っている証券会社が多いのも特徴と言えるでしょう。

SBI証券

まとめ

いかがでしたか？新ニーサが始まりまだ投資を行ったことが無い方や、新興国の投資に興味がある方の参考になれたら幸いです。

新興市場投資信託は、成長の機会が大きい一方でリスクも伴う投資先です。ですのでリターンを追求する一方で、リスク管理を適切に行うことが非常に重要となります。

適切な情報収集とリスクの理解し、自身の投資目標に合った新興市場投資信託を選択し、着実な資産形成を目指しましょう。