【時価総額とは?】全世界・日本の時価総額ランキングからわかる企業価値

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どーも!だいますです。

あなたの勤めている会社は日本で何番目くらいの企業かご存知ですか?

気にもしたことがないといった方も多いかと思いますが、証券取引所に上場している企業なら、順番はわからないまでも、「会社の価値」がわかる方法があります。

会社の価値を判断するには「時価総額」という、しっかりとした数字で表される指標があります。

ではこの「時価総額」とはどのようなもので、どのように算出されるのかを解説していきたいと思います。

数字化された企業価値ですので、日本及び世界ではどのような企業が、どれくらいの企業価値があるかもランキングで紹介していきます。

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時価総額とは?

時価総額とは簡単に説明すると「企業の規模・価値」を表した数値になります。

この数値を求めるには以下のような計算式になります。

時価総額=発行済株式数×株価

発行済株式数が増えたり、株価が上がれば時価総額も増えるといった仕組みで、企業の規模・価値を表す以外にも、企業の成長性の期待値を図る重要な指標です。

発行済株式数は毎日変化はしませんが、株価は日々変動していくものになりますので時価総額も同様に日々変動していきます。

つまり時価総額が大きいという事は、将来性が期待できるといった点や企業価値が高いことを表した指標になります。

これから、就職・転職を考えている企業がある場合は時価総額から企業価値・規模を確認することもいいかもしれませんね。

他にも、時価総額はM&A(合併。買収)の時に使われますので。時価総額が高い企業は値段が高いことから手が出しにくい(買収されにくい)といったことも特徴の一つです。

株式投資における時価総額の活用法

ではこの時価総額は株式投資にどのように活用していけばいいのでしょうか?

じつはとても有効に活かせる指標なんですよ。いくつか紹介していきますね。

過去の時価総額との比較

先ほど時価総額は将来性の期待値と説明しましたが、10年前と比較して時価総額がどのように変化していったかにより企業の成長性を図ることができます。

現在の時価総額は各証券サイトの個別情報には必ずと言っていいほど掲載されていますので簡単に調べられます。

また過去の時価総額の推移は企業のホームページにあるIR情報に過去の決算資料から発行済株式数がわかりますので、当時の株価から時価総額を算出することができます。

同業他社との比較

企業の価値・規模が数字でわかってしましますので、同業種内でどのくらいの位置づけなのかを判断することができます。

世間ではさほど知名度がない企業でも、財務・売上などにより将来が有望な企業と投資家が判断した場合は、株価が上がっていきますのでおのずと時価総額も上昇していきます。

もしかすると知名度がある企業よりも時価総額が高い隠れた優良企業が存在しているかもしれません。

国際間での比較

時価総額は日本だけではなく世界の企業も算出されている為、特に米国企業との比較に利用されることが多いです。

例えば、自動車産業でいうと日本の時価総額のトップはトヨタ自動車(7203)ですが、2022年4月現在の時価総額は36兆円です。

一方、米国のトップはテスラ(TSLA)で時価総額は約130兆円と大きくトヨタ自動車を引き離しています。

このように、日本の企業と米国の企業の価値を計るには、時価総額で測ることは非常に便利です。

時価総額の高い企業

時価総額は常にランキングで表示されていますが、日本・世界ではどのような企業がランクインしているのでしょうか。

日本の時価総額ランキング

日本を代表する時価総額の上位10社が下のようになります。

時価総額の1位はトヨタ自動車です。それ以外の企業も日本ではなじみのある企業ばかりが顔を揃えましたね。

これを見てわかるように、時価総額が大きい企業は世間で大企業と認知されている結果かと思います。

世界の時価総額ランキング

では世界の企業はどれくらいの時価総額なのか、日本の企業と比較してみたいと思います。

世界で最も時価総額の高い企業はiPhoneでおなじみのAppleです。

時価総額はなんと2.901兆$(355.3兆円)で日本の第1位のトヨタ自動車とは約10倍の価値のある企業となりました。

10位以内にはアメリカ経済の中心でもあるGAFAM(Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft)がすべてランクインしていることからアメリカの強さが際立っていることがわかりますね。

では日本の時価総額1位であるトヨタ自動車は世界では何番目に入るのでしょうか?

トヨタ自動車は世界では39位にランクインしており世界から比べると日本の企業が劣っていることがわかりますが、トヨタ自動車も時価総額は年々上昇していることから、今後に期待したいところです。

その他に気になるところが7位にランクインしている「バークシャー・ハサウェイ」ですが、この会社は投資ファンド(機関投資家)の企業です。

世界的に有名な投資家「ウォーレン・バフェット」が会長兼CEOを務める企業になりますが、投資でここまで大きな企業に成長させたバフェットは本当にすごい投資家ですね。

まとめ

企業の成長性は決算などの売り上げや財務状況などで判断するのが一般的になっていますが、時価総額からもわかることがあります。

銘柄を決める際に、今回解説した時価総額を活用して選ぶのもいいかもしれません。

あと日本の企業も世界のランキングに名前が連られられるようになれるといいですね。

では!!

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